11月4日(日)

越谷レイクタンKAZE光の広場

前日の世界選手権MIXランキング発表後にクジ引きでトーナメント

対戦相手を決定。

当日になってアクシデントがあり、ドイツのGuenterが欠席。

代わりに17位小谷野友にインフォメーション入れたが見当たらなかったため

18位だった長久優里を加えた。

1回戦目は90秒2トライ、2回戦目以降120秒1トライ

ポイントが高かった方が勝ちとなる。

15名の集合写真

1回戦目①Tony Gaile vs 藤井俊彰

先行:Tonyフックワンウィールマニアル 後攻:藤井俊彰 50-50フィンガーフリップ

彼らは同じスポンサーチーム。決着は187pt vs 170ptでイギリスTonyの勝ち。

 

②藤井雅博 vs 川崎柚季

先行:藤井雅博 ポップテールグラブ  後攻:川崎柚季 F/Sレイルバター50-50キャスパー

年齢差35歳。スケボーに勝負ごとに年齢は関係ないですね。

189pt vs 201pt 川崎柚季WIN

 

③Josh Dunstone vs Felix Jonsson

Josh F/SレイルWドルフィンフリップ  後攻Felix ハンドスタンドハンドフリップ

オーストラリアvsスェーデン 激しい滑りと冷静な滑りの対決は178 vs 166でJoshがWIN。

Joshはアマチュアですからね。日本(JFSA)だとこれでプロ認定なんですけど。

オーストラリアで独りフリースタイルらしい。ガンバレー。

 

④Joe Moore vs  山口浩平

先行:Joe デッキテープウォーク     後攻:山口浩平 ジムナスティックプラント

プロvsアマチュア Joeはパウエルのライダー。まさかの山口浩平WIN。

JFSA規格2019年より山口浩平プロ昇格おめでとう。

 

⑤三井琉花vs長尾一慧

先行:三井琉花50-50キャスパー  後攻:長尾一慧 50-50キャスパーtoキャスパー

トリックの難易度的に一慧のミス待ちだった三井琉花残念。

前日の総合だと勝ってたんだけどね。

179 vs 195 長尾一慧WIN

 

⑥Mike Osterman vs Shigekazu “Moichi” Suzuki

2018世界チャンピョンにおじさん速攻抹殺(笑)

200 vs 182  Mike WIN!!

 

⑦藤井裕大 vs Stefan “Lillis” Akesson

先行:藤井裕大 フックインポッシブル 後攻:Lillis レイルフリップ

新時代突入。リリスもやる前からお手上げ状態だった(笑)

212 vs 178 藤井裕大WIN。1回戦目だけで見たら藤井裕大が最高得点。

 

⑧Dan Garb vs 長久優里

先行:Dan フラミンゴ  後攻:長久優里 ジムナスティックプラント

急遽出場してもらった長久優里。女子には珍しくジムナプラントを披露。

168 vs 166 と惜しくも届かず。Dan WIN。

2回戦目

8名に絞られた2回戦目からは2分1トライの一本勝負。

⑨Tony Gaile vs 川崎柚季

こちらも同じチーム対決。タイプ的にはトリック重視で同じ。

205pt vs 208pt の僅差。川崎柚季WIN。

おそらくTonyの1つのミスの差だけだったと思う。

⑩Josh Dunstone vs 山口浩平

ハードトリックvs正統派フリースタイル

これは観ていて本当にどっちが勝ったのか分からなかった。

210pt vs 203pt  Josh WIN

⑪長尾一慧vs Mike Osterman

ジャパニーズスーパーキッズvs世界チャンピョン

ここのMikeの滑りパーフェクトランを見て鳥肌が立ちまくりだった。

映像がUPされたので進化したフリースタイルスケートボードをどうぞ。

151pt vs 262pt こんな点数が出るなんてビックリです。Mike WIN.

⑫藤井裕大 vs Dan Garb

全日本アマチュアチャンプ vs 春から日本に住み始めたアメリカ人

ここはさすがの藤井裕大、テスト的にハードなトリックを試しながらミス目立つも。

182pt vs 178pt 藤井裕大WIN


準決勝ベスト4

川崎柚季、Josh Dunstone,Mike Osterman,藤井裕大の4名に絞られた。

 

⑬川崎柚季 vs Josh Dunstone

ここまで来たら気力体力集中力が必要なところ。

さすが準決勝となるとギャラリーも1F~3Fまでパンパン状態。

数千人に囲まれ演技するも緊張か疲れか?ミスが目立ったJosh。

オーストラリアから初来日し、ここまで大健闘。

206 vs 175 川崎柚季WIN

 

⑭Mike Osterman vs 藤井裕大

*クロスオーバーtoフットチェンジサランラップキャスパー

Mike得意のオリジナルコンボをここから出して来た。

彼の中で勝負所だったのだろう。

藤井裕大、大健闘。

Mikeと同じタイプだけに藤井裕大には今後に期待。

214 vs 190  Mike WIN.

準決勝終了後5分のインターバルで3位決定戦を開始。

 

⑮ Josh Dunstone vs 藤井裕大

約5分間の休憩タイムをとったらJosh が「練習しても良いか?」って。

「こんな素晴らしい場所で滑らないなんてもったいない!!」と嬉しいお言葉。

結果は187 vs 212 藤井裕大 3位決定

⑯決勝戦

川崎柚季 vs Mike Osterman

ここまで二人とも全部200点以上叩き出し安定した滑り。

*Mike ワンステップドルフィンフリップ

お互いにミスも少なく演技も終わり、結果207pt vs 230ptと大差がついた。

Mike Osterman KING.

2位(左)川崎柚季 KING:(左2)Mike Osterman 3位:藤井裕大 4位:Josh Dunstone


感想

9年ぶりの国際コンテストを開催し、沢山の笑顔、拍手、感動をもらえた。

オーガナイザーとして2日間のプログラムを作り、海外の了承、

みんなが納得してもらえる国際コンテストを開催するのに久々に苦労した。

1980年代~1990年前半に5人の巨塔、ロドニー・ミューレン、パー・ウェリンダー

ドン・ブラウン、ピエール・アンドレ、ケビン・ハリスらが、作り出した数々の

トリック&動き。その全てが完成完結されていたはずのフリースタイルスケートボード。

それらトリック、動きがまた、新たなライダーにより新たな進化を遂げ現代に具現化され

伝承される。まだまだフリースタイルの進化、未来にはどうなって行くのか

私は見ていたい。そして、私の考えるイメージを新たなライダーたちにも伝承させて

もっと格好の良いフリースタイルスケートボードを作り上げたいと思う。

今回も沢山のご協力、ご支援、応援、本当に有難う御座いました。

この場をお借り致しまして、有難う御座いました!!

JFSA代表:鈴木茂一