JFSAフリースタイル コンテストルール

JFSAプロメンバー全員でジャッジメントシステムを再構築いたしました。
2013年度より、この方法にてフリースタイルコンテストを実施いたします。

以下、3カテゴリに分け、3人以上のジャッジがそれぞれのカテゴリを担当します。
※3人以上の場合はテクニカルポイントを複数人で評価し、平均を採用します。

フラットランドコンテストのルールはこちら

テクニカルポイント
加点
難易度を低・中・高に分けてカウントし、ポイントを加算していきます。また、オリジナルや超高難易度トリックは別途個別にそのトリックの加算ポイントを付与します。
減点
失敗の度合いを、「片足ズレなどの小さいもの」「デッキの裏返しなど目立つもの」「大きくバランスを崩して転ぶなど」三段階に分け、減点していきます。

※オリジナルでも難易度に見合ったポイントを付与します。
※ ウォーキング系連続トリックは、固まりごとに分解してポイントを検討し加算します。
※同じトリックでも完成度で難易度を変えて評価する場合があります。たとえば、高速で行うショービットと低速で行うショービットなど明らかに難易度が違う場合など。

アート(芸術)ポイント (合計100ポイント)
安定度
安定した滑り(緊張震え等も含む)スケートボードにきちんと乗れているか?
音楽との調和
スケーティングと音楽と調和が取れているか、自分の滑りに合った(選曲、融合)しているか?
スケートスタイル
上半身の動き、滑っている手の形、トリック後の姿勢などが安定しているか?
みせかた
自身の演技やトリックが映えるようにしているか、工夫やパフォーマンス力はどうか?

コンポジション(構成)ポイント (合計100ポイント)
トリック構成
トリックをバランスよく組み立ててルーティンを構成できているか?
場所の使い方 ルーティンで場所の使い方、偏り無く会場を使えているか?
つなぎ、緩急 ウォーキング等でをうまく流れるようルーティンを組んでいるか?
ルーティンの緩急、スピード感の強弱をつけているか

※多数のスタイルのスケーターをより公正、公平にジャッジする事を目指し競技審査を行うように努めます。
例1、スタンドトリックを全く行わない場合 ⇒ テクニカルと芸術、構成でポイントが取れる仕組みです。
例2、ウォーキング等でルーティン構成の場合 ⇒ウォーキング一連の流れを1つのトリックとして換算します。この場合、途中で降りてしまったりミスした場合はポイントとなりません。もちろん芸術点、構成点も同様の評価となります。

 

JFSAフラットランド コンテストルール

一定時間内にフラットで行える全てのトリックと、カーブボックスを使用しての全てのトリックでテクニック、ボードコントロール、ルーティン、スタイル、オリジナリティー等を競うスケートボードコンテストです。(別途開催のフリースタイルコンテストのルールとは異なります。)

フリースタイルコンテストのルールはこちら

採点方法

フラット、ボックスで行ったトリックのみ得点の対象となります。
同じトリックをメイクしても2回目以降は点数に入りません。
(キックフリップを2回等)
完全なトリックミスは点数に入りません。但し、乗りゴケなどおしかったミスは若干点数が入ることがあります。
(例:キックフリップを乗ったが、バランスを崩して後ろ足落下。通常の―1点など)

単体トリックは、できる限り、分解をして点数をつけています。
フリースタイル系コンボトリックは分解をすると点数が高くなるので、ルーティンでの評価点数とさせて頂きます。

例)オーリーキックフリップ=オーリー+フリップ=2点
例)F/S 50-50 グラインド=オーリー+グラインド=2点(オーリー+グラインド+オーリー=3点)
例)キャスパー=デッキコントロール+着地=2点(スピード、足のつき具合、バランス、流れなどでポイントが変動)
例)ポゴ フットランニング フィンガーフリップOUT=ルーティンでの評価。(ルーティン評価はMAX5点とする)

安定、芸術性、スピード、オリジナリティー、ルーティンなど、他、手をついた、つま先が地面についたスピードの減速などで点数が+−されます。

他、転び方で減点数がことなる場合があります。(足をつくのと、背中が地面に着くのでは減点が違います。)

なお、原則は上記採点基準に基づき採点を行いますが、ジャッジ個人の裁量が入る場合がありますので、3名のジャッジを入れて合計点を競うことで、公正なジャッジ結果となるようにしております。